小児科外来看護師

看護師マン
看護師マン

小児科の外来看護師の役割は?

大人の患者と違って、わかりやすい説明が特に求められるよ!そのためのスキルも解説するね!

小児科の外来看護師の役割
小児科の外来看護師の仕事内容、一日のスケジュール例
小児科の外来看護師の求められるスキル

をまとめました。

 

小児科の外来看護師の役割は?

医療処置の方法に関する、説明と相談

お薬の管理

自宅で行う医療処置といえば、薬の管理は代表的ですね。

「薬を与える」と一言で言っても、方法は様々。

  • 飲み薬
  • 注射
  • 吸入
  • 貼り薬

など、ありますね。

また、薬を与える時間も様々。

管理・与薬方法を、患者に伝える必要があります。

小児科の場合、薬やその他処置を、自宅で行うのは、主に親ですね。

  • 患児本人への、わかりやすい説明
  • 親への、適切な処置方法の説明

を行うのが、小児科外来看護師の役割。

パンフレットを用いた説明や、時には電話での相談も。

 

安心して治療を受けるため、医師等と連携

子どもは、病院は「痛い・怖い」と、負のイメージを持ってるもの。

  • 患児が、何を不安に思っているか。
  • その不安に、どう対応してほしいか。

治療や検査にあたり、医師や検査技師と、情報を共有します。

 

0歳から成人まで、幅広い年齢層のケア

小児科の外来は、新生児の患児から診ます。

また、先天性の病気で、子どもの頃からのかかりつけに通う、成人後の患者も。

幅広い年齢層の患者を診る、小児科の外来看護師。
疾患の理解だけでなく、発達段階も理解し、関わっているんですね。

 

小児科の外来看護師の仕事内容

  • 観察と問診

患児の問診

外来の看護師は、限られた時間で、患者の観察・ケアを行います。

小児科は、子どもが相手。自分の状態を、うまく伝えられない子が、多いんです。

親からの聴取や、患児の様子を見ながら、丁寧に問診していきます。緊急性がないか、瞬時に状態を判断する必要も。

 

  • 診療器具の準備、環境整備

小児科外来は、混雑していることが多いですよね。効率の良い診察を行うための、準備や介助をします。

また、子どもは、待合室でも動き回って、いろんな所に触ります。感染症対策のため、患児や医療者の触れる所を、清潔に保つのも仕事。

 

  • 病棟との連絡

外来に通っている患児が、検査や治療で、入院になることも。これまでの経緯や、関わり方等、伝達します。

また、入院していた患児が、外来通いになる場合、病棟からの申し送りを受けます。

小児科では、親との関わりも重要です。患児の状態と同時に、親の理解力やメンタル状態等、共有する必要があるんです。

 

小児科の外来看護師の一日のスケジュール例

タイムスケジュール

  • スムーズな診療のための準備から

8:30〜診療準備・環境整備
最初の患児に必要な、診療器具を用意。
待合室や診察室の、よく触る場所は、特に清潔にします。

 

  • 本日の予定や、連絡事項の共有

8:45〜朝礼・申し送り
予約制の病院が多い、小児科外来。
来る患児は事前にわかるので、外来スタッフ全員で予定を確認

 

  • 医師の診療補助

9:00〜診察開始
患児の誘導、問診や診察介助を行います。
身長・体重の計測があるのも、小児科外来ならでは。

 

  • 午後の診察に備えて休憩

12:30〜13:30 休憩
小さな患児の対応、親の対応を終えた、昼。
体力だけでなく、気力も削られた後です。
しっかり昼食休憩を。

 

  • 専門分野ごとの医師による外来

14:00〜専門外来
小児科の中でも、心臓外来やアレルギー科等の、専門分野があります。
曜日ごとに、異なる専門外来を行う病院も。
予防接種や乳幼児健診も、午後の予約であることが、多いです。

 

  • 業務終了

17:00 片付け・帰宅
診療後の片付けや、次回診察日の準備をします。
業務が終わり次第、着替えて帰宅です。
お疲れさまでした!

 

小児科の外来看護師の求められるスキル

子どもの理解力に合わせた説明ができる

考える子ども

治療・検査を受けるのは、子どもです。親に対する説明と、患児本人にわかる説明が求められます。

絵や人形を使って、子どもに具体的にイメージしてもらいます。

また、子どもがわかる言葉を使う必要もありますね。

例:
「ちっくんするね」
「先生がもしもしするよ」

ある程度大きくなっても、難しい言葉は使いません。一方的に伝えるだけでなく、理解しているかの確認も。

 

子どもが不安を訴える援助ができる

小さな子どもって、意外と空気を読みます。親の不安に気づいたり、怖いのを我慢してしまうことも。

子どもの目線に立って、心に寄り添い、不安を共有します。言葉で不安を訴えるのが、難しい患児には、イエス・ノーで答えられる質問も。

例:
「何が怖い?」→×
「注射が怖い?」→◯

 

家族の精神ケアができる

子どもが病気になると、親は不安になるものです。
自分のせいだと、攻めてしまう親も。

患児本人の不安だけでなく、家族の精神ケアも求められます。

  • 親にも納得して治療に関わってもらう
  • 不安を少しでもなくす

ように、関わっていきます。

 

まとめ

患児と看護師

 

  • 小児科の外来看護師は、幅広い年齢の患者と関わる。
  • 小児科の外来看護師の役割を知り、効率よく診察を行うための、介助や観察が仕事。
  • 通常の診察、専門外来や予防接種など、業務は多岐に渡る。
  • 子どもや親の、不安の緩和に務める。

子どもか親のどちらかでも、不安や不信感があると、適切な医療の提供は難しいです。適切な治療を受けてもらうため、患児や親との信頼関係を築くのは、とても重要なことなんです。

 

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