看護師の妊娠初期の夜勤時は?
とにかくムリはしないことだよ!夜勤で用意したほうが良いものも紹介するね!
- 看護師の妊娠初期の夜勤はどうするか
- 妊娠初期の夜勤で用意したほうが良いことやもの
- 妊娠初期の働き方で気をつけるべき点
- お腹の張りが気になる時の対処法
- 看護師の妊娠初期でも仕事を休んだほうがいい例
をまとめました。
看護師の妊娠初期の夜勤はどうする?
横になる時間を作る
妊娠中は、1晩中動き回ると、お腹が張ったり、気分が悪くなったりすることがあります。
妊娠中は普段とは全然違う身体です。場合によっては、母体やお腹の赤ちゃんの命に関わることも。
ついついムリしがちですが、仮眠の時間以外でも、休憩できるときは少しでも横になりましょう。
患者の介助には協力を得る
夜勤では、3人の看護師で40人前後の患者を診る現場も多いですね。1人で何人もの患者の介助をするので、他の人に頼りにくいかもしれません。
でも、トイレ介助や転倒時などの患者対応は、お腹に負担がかかります。力を入れることは、流産につながることも。全く平気な妊婦もいますが、ちょっとした動作で切迫流産になりやすい妊婦もいます。
周囲の協力を得ながら乗り越えられるよう、事前に声掛けしておきましょう。
自分への感染予防は必須
妊娠中は、免疫力が低下しやすい身体。母体・胎児の感染リスクが高い時期です。
なるべく、感染症患者のケアは、他の人にお願いしましょう。
夜勤は人数が少なく、交代での仮眠の時間など、どうしても自分が対応する場面も。マスクやエプロン、手袋などの防護具の着用を、徹底するように。
妊娠初期の夜勤で用意したほうが良いことやもの
- つわり緩和のための食べ物、水分
妊娠初期といえば、つわりがツライ時期。人によって症状は様々ですが、空腹で気分が悪くなる、吐くことが多くて脱水になる、って人も。
夜勤は長いです。体調がいいと思ってても、急に悪化することもあります。
自分のつわり中の症状にあわせて、夜食はしっかり持っておきましょう。
- 妊婦帯や羽織れるもの
夜勤中は、動いてても身体が冷えやすいですよね。腹巻きや妊婦帯、カーディガンで、できるだけお腹や身体の保温を。
- 母子健康手帳
人数の少ない夜勤。忙しくて休む暇がないと、出血を伴うお腹の張りを感じる可能性も。
勤める病院内に産婦人科があれば、診てもらえるかもしれません。妊娠経過がわかるように、母子手帳は常に持っていましょう。
看護師の妊娠初期の働き方で気をつけるべき点
座ってできる業務はできるだけ座る
電子カルテの入力や採血などは、忙しいと、立ちっぱなしで作業しちゃいますよね。でも、座りながらでもできる作業です。
可能なら、仕事中でも、意識的に安静を心がけるように。
レントゲン検査は避ける
レントゲン検査中は、看護師は検査室から出るように言われます。でも、暴れる患者を、抑えるのが必要なことも。
レントゲン検査への協力は、放射線の被爆リスクがあります。普段は気にならない程度ですが、妊娠中は胎児への影響を考え、避けたいところ。
検査が入った時は、あらかじめ他のメンバーに頼む等、調整を。
重症患者の受け持ちを避ける
流産の原因には、母体の精神的ストレスもあります。
術後や重症の患者を受け持つことは、責任が重く、人によってはストレスに感じることも。
上司へ相談が可能なら、ケア介入が少ない患者を中心に、受け持たせてもらいましょう。
お腹の張りが気になる時の対処法
上司には伝えておく
安定期に入るまでは、同僚に妊娠の公表をしにくいかもしれませんね。
でも、看護師の業務は、力仕事や立ち仕事が多く、お腹が張りやすいんです。師長や主任クラスの上司には伝えとくことで、いざってときにスムーズに相談できるように。
業務が少ない日にシフトを入れてもらう
入院や手術、検査が重なる日は、とにかく忙しいです。忙しく動き回ると、お腹も張ります。
入院などの予定が少ない日が、あらかじめ分かる場合、その日に優先的にシフトを組んでもらえるか、相談しておきましょう。
避けるべき業務を他のメンバーと共有する
看護師は女性が多い職場ですが、妊娠・出産経験のない人もたくさんいます。子育て中の人は、職場を離れることが多いからですね。
そのため、妊婦に負担な業務の、理解が得られない場合も。
かかりつけ医や上司と相談し、お腹が張りやすい業務をピックアップ、周知することで、協力を得られやすくなります。
妊娠初期で仕事を休んだほうがいい例
つわり症状が重い
例えば、吐きづわりがひどくて、食事や水分がまともに取れないときは、患者の看護どころじゃないですよね。
場合によっては、点滴治療が必要になる妊婦もいます。
気分が悪すぎて何も食べられないってときは、かかりつけ医に相談し、一時休職も必要です。
動くとお腹の張りを感じる
患者の生活介助、入院・手術対応など、お腹に力が入る、精神的ストレスを感じる業務って、多いですよね。
普段の生活でもお腹が張ると感じるなら、休みが必要と指示されるかもしれません。
出血がある
安静が保てないと、特に症状がなくても、突然出血することがあります。
看護師は、とにかく動き回ることが多い仕事。出血があったら、流産などのリスクを考慮し、休んで産科を受診しましょう。
まとめ
- 看護師の妊娠初期の夜勤では、とにかくムリをしない
- 仕事中でも、休める時は休む
- つわり症状に合った夜食を用意する
- なるべく安静に仕事をこなし、精神的ストレスも避ける
- 周囲の協力を得ながら、業務に当たる
- 身体に異変があれば、自分と赤ちゃんのためにも休息を
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