給料や大変さ、仕事内容についても比較するね!
- どっちが難しい?
- どっちが上?
- 仕事内容の違い
- どっちをおすすめする?
をまとめました。
【看護師vs理学療法士】どっちが難しい?
- どっちが難しいと感じるかは人それぞれ
看護師・理学療法士ともに国家資格です。
どちらも大学や専門学校などの養成校で学ぶことが必須となります。養成校で国家試験の受験資格を得た上で、試験に合格すると、看護師や理学療法士として認定されます。
国家試験の範囲の広さはほとんど変わりないですが、試験の内容は全く異なります。
また、看護師と理学療法士は同じ医療職とはいえ、仕事の内容は別物です。
勉強の方向性が異なり、本人の適性にもよるため、看護師と理学療法士のどちらが難しいと感じるかは人それぞれではないでしょうか。
【看護師vs理学療法士】どっちが上?
給料
-
勤務先によっては看護師の方が上
入院施設のある病院は休みなく稼働しているため、看護師は平日の日勤帯だけでなく、夜間や土日・祝日の勤務が必要になります。
一方、理学療法士は日勤が基本で、土日・祝日は休みのことが多いです。
土日・祝日や夜間に勤務すると、別途手当が支給されるため、その場合は看護師の方が理学療法士より給料が高くなる傾向にあります。
勉強量
-
どっちも勉強量は多い
医療は日々進化しているため、医療職として働く限り、常に勉強は必要になります。
そのため、勉強量での優越は付け難いです。
大変さ
-
業務量や勤務形態の面では看護師の方が大変かも
看護師の仕事は、診療の補助と患者の療養上の世話がメインとなり、業務内容は多岐に渡ります。勤務先にもよりますが、看護師は一度に複数人の患者を担当しなければならず、勤務中は常に多くの業務を抱えている状態です。
さらには、必須業務に加えて、急患の対応など、イレギュラーな業務もこなしていかなければなりません。
一方、理学療法士の仕事は、リハビリにより患者の運動機能を回復させることです。リハビリは患者と1対1の個別療法であるため、決められた時間の中で1人の患者とじっくり向き合うことができます。
また、看護師は勤務先によっては、早番や遅番、夜勤など不規則な勤務を余儀なくされますが、理学療法士は勤務が規則的なことが多いです。
そのため、一度に抱える業務量や勤務形態の面から見ると、看護師の方が大変と感じるかもしれません。
看護師と理学療法士の仕事内容の違い
看護師は診療の補助・患者の療養上の世話を行う
看護師の主な仕事内容は、「診療の補助」と「患者の療養上の世話」を行うことです。
診療の補助とは、医療行為の一部を補助するもので、採血や点滴、処置、医療機器の操作など多岐に渡ります。
また、患者の療養上の世話とは、看護師の主体的な判断によって行われる看護師の本来的な業務を指します。具体的には、患者の症状の観察、身の回りの介助などです。
理学療法士はリハビリにより患者の運動機能を回復させる
一方、理学療法士の仕事は、患者の基本的な運動機能の維持や回復、悪化の予防を行うことです。
具体的には、関節可動域訓練や歩行訓練などの運動療法と、電気刺激やマッサージなどの物理療法を用いて、患者の運動機能の回復を図ります。
看護師は医療行為の補助と患者のケアを行うこと、理学療法士はリハビリを行うことが仕事です。同じ医療職でも仕事内容は全く異なります。
【看護師vs理学療法士】どっちをおすすめする?
看護師をおすすめする人
-
人とコミュニケーションを取ることが好きな人
看護師は医療職の中で患者と関わる機会が最も多い職種です。入院施設のある病院での勤務となると、患者の家族と関わる機会も多くなるでしょう。
また、医療の現場では、様々な医療職が協力して業務を行います。看護師は患者と他の医療職の間に入ったり、医師の連絡役を行ったりすることも多いです。
そのため、人とコミュニケーションを取ることが好きな人に看護師をおすすめします。
理学療法士をおすすめする人
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規則正しい生活をしたい人/家族と過ごす時間を作りたい人
理学療法士は日勤が基本で、勤務が規則的です。土日や祝日は休みであることが多いので、家族と休日を合わせることもできます。
そのため、規則的な生活をしたい人や、家族と過ごす時間を作りたい人に理学療法士をおすすめします。
- 自分で患者の治療をしたい人
理学療法士は運動療法や物理療法を用いて、患者に治療を行うことができます。
自分が行ったリハビリにより患者が回復すると、仕事のやりがいにもつながるでしょう。
まとめ
- 【看護師vs理学療法士】どっちが難しいかは、人それぞれ感じ方が違う
- 「どっちが上?」 給料は勤務先によっては看護師の方が上、勉強量はどっちも多い、大変さは業務量や勤務形態の面では看護師の方が上
- 看護師と理学療法士の仕事内容の違いは、看護師は診療の補助と患者の療養上の世話を行う、理学療法士はリハビリにより患者の運動機能を回復させる
- 「どっちをおすすめする?」 看護師をおすすめする人はコミュニケーションを取ることが好きな人、理学療法士をおすすめする人は規則正しい生活をしたい人/家族と過ごす時間を作りたい人、自分で患者の治療をしたい人
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