専門看護師の取り方のポイントは?
キャリアプランをしっかり立てることだよ!なり方や注意点も解説するね!
- 専門看護師の取り方のポイントは?
- 専門看護師のなり方!どうやったらなれる?
- 専門看護師を取る時の注意点
- 働きながら専門看護師を取る時のコツ
をまとめました。
専門看護師の取り方のポイントは?
キャリアプランを考えておく
専門看護師の資格を取るには、なりたい専門分野の実務経験が、3年以上、必要です。
「専門看護師になりたい!」と思ってすぐに取れる資格じゃないんですね。
また、専門看護は13の分野があります。
- がん看護
- 精神看護
- 地域看護
- 老人看護
- 小児看護
- 母性看護
- 慢性疾患看護
- 急性・重症患者看護
- 感染症看護
- 家族支援
- 在宅看護
- 遺伝看護
- 災害看護
希望の専門分野に特化した配属先で、キャリアプランを固めながら、働きましょう。
例えば、
- 内科での実務経験3年
- 訪問看護ステーションの実務経験2年
の看護師が、将来的なステップアップ、在宅看護の問題点の解決を考えているタイミングとします。
この場合、
- あと1年、現職の訪問看護ステーションで、実務経験を積む
- その後、都内の「在宅看護」が設置された大学院に、進学する
とプランを立て、専門看護師の資格取得を目指す。
具体的に考えていると、いざ、資格取得を目指そうとしたとき、スムーズに事が進みます。
専門看護師の役割を意識しながら働く
専門看護師は、特定の分野のエキスパートです。
専門看護師の役割は、
- 患者や家族への看護実践
- ケア提供者への助言・相談
- ケアを円滑に行うための調整
- 倫理的な問題の解決
- 看護者に対する教育
- 専門分野の研究活動
資格を取る以前から、与えられた業務だけでなく、専門看護師の視点で働けるといいですね。大学院での講義や研究にも、経験を活かせるかもしれません。
専門看護師のなり方!どうやったらなれる?
- 大学院を修了する
看護系大学の大学院で、定められた単位を取得し、修了するのが必須。
希望分野が設置されている大学院を、探す必要があります。
例えば、一番設置分野の多い「がん看護」は、
- 聖路加国際大学大学院
- 東京医科歯科大学大学院
- 東京女子医科大学大学院
- 日本赤十字看護大学大学院
- 杏林大学大学院
- 東邦大学大学院
- 東京慈恵会医科大学大学院
- 武蔵野大学大学院
- 国立看護大学校研究課程部
都内だけでも9か所の大学院があります。
でも、同じく都内で「在宅看護」の分野が設置されている大学院は、
- 聖路加国際大学大学院
- 日本赤十字看護大学大学院
- 首都大学東京大学院
- 東京慈恵会医科大学大学院
の4か所のみです。
居住地・勤務地の近くに設置されているか、しっかり情報を得ましょう。
- 実務経験が5年以上必須
転職や休職等のブランクを除き、実務経験が通算で5年以上、必要です。
そのうち、取得予定の専門分野での実務経験が、3年以上、必要になります。
- 認定審査に通過
年に1回行われる、認定審査に合格し、登録手続きを終えると、専門看護師として認定されます。
認定審査は、書類審査と論述試験。
受験資格は、
- 日本の看護師免許を持っている
- 大学院などで、指定の科目単位を取得している
- 必要な実務研修をしている
の全てを満たすことで、得られます。
専門看護師を取る時の注意点
5年ごとの更新
専門看護師は、5年ごとに資格を更新します。看護師の、国家資格の永久ライセンスとは、違うところですね。
更新には、
- 看護実践の実績
- 研修実績
- 研究業績等の書類審査
が必要。
1度取ったら安心じゃなく、常に、スキルの維持・向上が求められます。
認定看護師と混同しないように
専門看護師も、認定看護師も、看護師のキャリアアップ資格ですね。でも、それぞれ役割が異なります。知識や技術を持つだけでなく、チームや関係機関との調整、研究など、幅広い業務。
認定看護師は、患者への看護実践、看護師に対する指導など、現場での、より細やかな分野の業務。
キャリアプランのイメージに沿った資格を、選びましょう。
大学院が居住の地域にないことも
専門看護師の科目課程が設置されてる大学院は、多くはありません。
自分が住む、または働く地域に、希望する専門分野の大学院が無ければ、引っ越しや転職を視野に。
働きながら専門看護師を取る時のコツ
まずは上司に相談
専門看護師の資格を得るには、
- 専門分野での3年以上の実務経験
- 大学院への2年程度の通学
が必要です。
キャリアプランのイメージが、ある程度できていたら、
- 専門看護師になりたい
- 実務経験ができる部署への、配属希望
- 受験勉強の時間確保・大学院へ通うための、シフトの調整や休職などの相談
など、事前に伝えておきましょう。
支援制度がある病院に就職
勤務する病院への復職を前提に、休職の相談や、奨学金支援を実施している職場もありますね。
でも、勤務中の職場に支援制度がない場合も。制度が充実した大学病院や医療法人を調べ、就職先・転職先を考えましょう。
制度があるか、病院の採用ページには記載されていません。個人で調べるのは難しいんですね。
- 看護師の転職サイトに登録して、コンサルタントに相談する
- 他院の看護師同士で、情報交換をする
のが近道です。
まとめ
- 専門看護師のなり方は、認定試験を受けること
- キャリアプランをイメージして働く
- 資格を取るには、大学院修了や、実務経験が必須
- 専門看護師の資格は、5年ごとの更新制
- 資格取得の支援制度がある病院を知る
- 専門看護師は、看護のスペシャリスト!
今の職場が合わないあなたへ
看護師は職場によって、環境が全然違う
働く職員が、ガラっと変わるためです。
合わない環境なら、毎日が苦痛ですよね。
どうせ長い時間を過ごすなら、
- 安心できる職員と働くことが、すごく重要。
看護師として長く務めるなら、あなたに合った職場探しが欠かせません。
別の場所で過ごす自分を想像すると、今の悩みが消えるかもしれません。
一人で悩まず、まずは看護師求人のプロに頼ると、安心です。
登録、相談は無料です!
↓↓↓
スポンサーリンク