- 健診センターの看護師を辞めたい理由
- 健診センターの看護師はきついと感じる仕事内容
- 健診センターの看護師を辞めたい、きついって声
- 健退職しないほうがいい人、退職するべき人
をまとめました。
健診センターの看護師を辞めたい理由は?
- 単調な作業でつまらない
他の職場、特に病棟とは大きく違って、毎日、ルーチンワークの繰り返し。
健診センターの看護師は、
- 血圧測定
- 採血
- 心電図
が、メイン業務。 でも、1日の中で、いろんな業務が回ってくることは、ないんです。
1日中、ひたすら採血、別の日は血圧測定担当、と同じ作業の繰り返し。
反復作業が苦手だと、辞めたくなるかも。
- 接客業並みの丁寧さが求められる
健診センターの相手は、患者でなく、お客様。病人じゃなく、健康な人です。
病気の人の看護ケアも、もちろん、丁寧さは必要。でも、ある程度のラフな関わりが、患者にとって居心地が良いことも。
対して、健診の受診者は、レストランやホテルに行く感覚で来ます。少しでも、不快な印象を与えると、すぐクレームにつながるんですね。
接遇研修をやってる職場があるくらい、対応には厳しいです。
- ギリギリの人数で業務していて、忙しい
健診センターは、余分な人員配置はしません。一日に500人の採血を、看護師3人で担当、ってことも。
周りのスタッフも、受診者の検査や、対応をしてます。
- 失敗したから、他の人に変わってもらう
- 間に合わないから、手伝ってもらう
ってのはできません。 行列ができると焦っちゃいますよね。
でも、丁寧に、かつ迅速に健診を進めないといけないんです。
人によってはかなりのストレスになるかもしれません。
健診センターの看護師はきついと感じる仕事内容
手際の良さと正確さが求められる採血
健診に来る受診者は、いわゆる良い血管、が多いです。なので、採りやすいんですね。
でも、午前中3時間で、1人で100人の採血を行うのは、難しい技術。
- 駆血帯を巻きながら本人確認
- 血管を見つける
- 刺す
- スピッツ満量まで取る
- 止血テープを貼る
- 抑えていて欲しいこと、テープを外すタイミングを、説明しながら撹拌
- 次の人を呼ぶ
この流れを、1~2分で済ませないといけません。どんどん来るので、息をつく間もなく、大変なんです。
環境やメンバーが変わる、巡回健診
巡回、出張健診とは、企業や学校などに出向いて、健診業務をすること。
- 早朝出勤
- 事前に、会場の物品の把握や、セッティングなど計画
- 場合によっては、派遣看護師に来てもらう
いつもと違う環境での業務が、キツイと感じる人は、大変ですね。
また、相性の合わない人が同じチームだと、精神的に疲れるかもしれません。
自分以外に看護師がいない中での、急変対応
- 採血中に倒れる人
- 内視鏡検査等での鎮静剤の副作用で急変する人
は、います。
急変は数多くはありません。その分、急変対応の経験が浅いと、きついかも。
健診センターの看護師を辞めたい、きついって声
失敗できないプレッシャー
「採血は、午前中だけで150人くらいを1人で実施します。 基本的に失敗はなし。半年〜1年に一度失敗するかな?ってくらいのレベルじゃないと、検診の流れを止めてしまいます。失敗してはいけないわけではないですが、誰かに代わってもらう!みたいな時間の余裕はないです。」
かなりの人数をさばく健診。とにかく素早く、でも失敗せずこなすのに、プレッシャーを感じることも。
健診中、怒り出す人がいる
「中には 暴言をはく方もいます。 血圧高い、、、機械が壊れてるんじゃないのか とか。 早くしろ、、、とか。 採血で失敗するより 訳のわからないことで 怒り出す人とか たまに いました。」
受診者は、仕事の合間に、サッと受ける、くらいの感覚で来ることも。
ちょっとしたイレギュラーでも、クレームにつながるので、精神がすり減っちゃいます。
焦ってパニックになることも
「私以外に看護師はいないので、 失敗すると焦り、何回か刺してしまったり、 中には貧血で倒れた方もいました。 無資格の人ばかりのスタッフだったので、 貧血の方の対応や、数をこなすので パニックになりました。」
>>>参考元:看護師お悩み相談室
職場によっては、看護師は1人のみの配置のところも。「自分しかいない」ってプレッシャーが、きついようです。
退職しないほうがいい人、退職するべき人
健診センターの看護師を退職しないほうがいい人
いずれは保健指導の仕事がしたい人
健診センターは、病気の早期発見や、予防のための場。
検査結果を読み解く力が、求められます。 予防医療の知識を身につけるのに、最適ですね。
生活習慣病予防のための、保健指導がしたいと、将来的に考えている人なら、退職せずに続けるといいです。
家事育児と仕事を両立したい人
健診センター業務は、生活リズムは整いやすいです。
日勤のみで、夜勤や土日祝日の勤務はほぼありません。
子どもの生活リズムや、学校行事に合わせて働きたい人には、捨てがたい職場。
病棟業務に向かないと思う人
病棟は、入院・手術や、日々の急変対応、生活の介助など、1人1人の患者に関わる業務が、豊富。殺伐としてますよね。
時間外の業務や、夜勤も多く、心身ともにヘトヘトになる看護師は多いです。
健診センターの募集は少ないです。なので、他の職場での業務が向かないって人は、退職するのは、もったいないことも。
業務内容の特徴から、気軽にできるって声もあるね!
私は気軽にできるから短気でやる分、休養とりながらやる分にはいいな〜と思う💡 https://t.co/axdWhb8zL2
— 癇子氏…?いえ、一般人です。 (@chickenpox_ns) January 29, 2021
健診センターの看護師を退職するべき人
技術が身につかないことが不安な人
看護技術として行うのは、
- 血圧測定
- 採血
- 心電図
- 内視鏡検査の介助
くらいです。 なので、新しい技術を、どんどん身につけたい人には、向きません。
技術を身につけるなら、病棟勤務が、圧倒的にオススメです。
採血が苦手な人
1日に1回だけでも、採血の失敗が続くなら、他の業務に回される可能性も。
なかなか上手く採れないって人は、病棟勤務で数をこなすのが、オススメ。
やりがいを感じない人
与えられた業務を徹底すると、安全な検査が行えますね。
でも、毎日ひたすらルーチンワークの繰り返し。変化がないと、やりがいを感じない人は、別の勤務先を視野に。
まとめ
- 健診センターは、病棟を辞めたい人が、多く希望する部署
- 仕事内容は、人によっては、きついと感じることも
- ギリギリの人員の中で、より丁寧な対応が求められる
- 1日に100人以上の採血を、1人で手際よくこなさなければならない
- 失敗が許されないプレッシャーが、ツライ
- ライフスタイルは整えやすいが、やりがいを感じにくいこともある
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看護師は職場によって、環境が全然違う
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