資格取得を目指す看護師

 

看護師
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認定看護師の取り方のポイントは?

認定分野は多くあるから、あらかじめ決めておくことだよ!2020年度から制度も変わったから、詳しく解説するね!

看護師マン
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  • 認定看護師の取り方のポイントは?
  • 認定看護師のなり方!どうやったらなれる?
  • 認定看護師を取る時の注意点
  • 働きながら認定看護師を取る時のコツ

をまとめました。

 

認定看護師の取り方のポイントは?

取得したい認定分野を決めておく

勉強する看護師

認定看護師の資格を取る前に、希望分野の経験が3年以上、必要です。取得したい分野があらかじめ決まってたら、経験を積んでおけますね。

手術看護の認定が希望なら、手術室での勤務を、3年以上経験しておくことが、望ましいです。

認定を取るなら、配属先希望として、伝えときます。

 

認定看護師の役割を理解しておく

認定看護師の役割は、カンタンにまとめると、

  • 水準の高い看護実践
  • 看護者への指導
  • 看護者に対する相談

資格取得前から、役割をイメージをしながら働くことで、

  • 自分が認定看護師に向いてるか判断指標に
  • 認定看護師として働く先輩の行動を参考にできる
  • 認定看護の教育機関での勉学に活かせる

などのメリットがあるでしょう。

 

認定看護師のなり方!どうやったらなれる?

  • 臨床経験を5年以上積む

臨床経験

看護師の国家資格を取ってから、5年以上の実務経験が必要です。そのうち、3年以上は、希望の分野の実務経験も。

例えば、認知症看護の分野で認定を取るとします。 すると、認定看護の教育機関に入学する前に、以下の経験を証明できるのが望ましいです。

  1. 通算 3 年以上、認知症者の多い施設での看護実績
  2. 認知症者の看護を 5 例以上担当した実績
  3. 現在、認知症者の多い施設で、認知症者の看護実践に携わっている

こちらは1例ですが、 他の分野に関して、日本看護協会の公式ホームページで詳細に紹介されてます。

>>>日本看護協会の公式ホームページ

確認してみてくださいね。

 

  • 認定看護師教育課程を修める

大学や大学附属病院などの、認定看護の教育課程がある、教育センターや研修センターなどに通います。

6ヶ月以上・615時間以上の教育課程を修了する必要があるんですね

都内でも、認知症看護の教育機関を探すと、

  • 日本赤十字看護大学 地域連携・フロンティアセンター
  • 聖路加国際大学 教育センター

の2か所のみです。

日本看護協会公式サイトで、開講状況をじっくり確認しましょう。

>>>日本看護協会公式サイト(開講状況)

 

  • 認定審査に合格する

実務経験を積み、教育機関を修了して、やっと、年に1度の、認定審査を受験します。

審査に合格後、登録手続きを終えると、認定看護師の資格を得られます。

 

認定看護師を取る時の注意点

未経験分野は取れない

ビックリする看護師

看護師としての、5年以上の実務経験だけでなく、希望分野の、3年以上の実務経験が必要です。

未経験の分野は、資格を取れません。

取得したい分野の経験が無いなら、あらかじめ病院側に相談する必要がありますね。

 

5年ごとの更新がある

看護師の国家資格と違い、永久ライセンスじゃないんですね。

5年ごとの資格更新のために

  • 実践時間が2000時間以上に達している
  • 学会や研究会などに参加している
  • 研究実績や業績があるか

が、判定基準になります。

一度取ったら安心、ではなく、常にスキルや知識の維持・向上や、研究を続けていきます。

 

2020年度から、制度が変わる

もともと、認定分野は21分野でしたが、今後は19分野になります。

  • 感染管理
  • がん放射線療法看護
  • がん薬物療法看護
  • 緩和ケア
  • クリティカルケア
  • 呼吸器疾患看護
  • 在宅ケア
  • 手術看護
  • 小児プライマリケア
  • 新生児集中ケア
  • 心不全看護
  • 腎不全看護
  • 生殖看護
  • 摂食嚥下障害看護
  • 糖尿病看護
  • 乳がん看護
  • 認知症看護
  • 脳卒中看護
  • 皮膚・排泄ケア

2つの分野が統合したり、名称が変更になったりして、改正されました。

また、今後は、特定行為研修を組み込んだ教育課程へ移行。これまでの、特定行為研修が組み込まれていない教育機関は、2026年に終了します。

特定行為研修とは、医師しかできない医療行為の1部を、医師の指示の下、手順書により、看護師が行うための研修です。今後、認定をとる際には、変わった制度をしっかり確認しましょう。 

 

働きながら認定看護師を取る時のコツ

シフト調整の相談をする

シフト

認定看護師の資格を取るために、一定期間、学校に通う必要がありますね。

また、それまでの受験勉強や、認定審査のための勉強や準備も。準備期間や通学中のシフトを、あらかじめ上司と相談しましょう。

 

支援のある職場を探す

大学病院・総合病院で、認定看護師の育成に力を入れている所は多いです。

例えば、

  • 自己啓発休業制度を活用し、教育機関に通う期間中、籍を残したまま休職
  • 資格取得のための通学も、出張扱いとなり、給与が保証される
  • 資格取得後、定められた年数、在籍すると、授業料の返還が免除される

など、病院によって様々な支援制度があるんですね。自分が働いてる病院に支援制度がなければ、他院を調べる必要があります。

でも、サイトには、ざっくりとしか書かれてないことが多いです。看護師の転職コンサルタントに相談したり、看護師仲間から情報をもらったりするのが近道

 

まとめ

  • 認定看護師の取り方は、臨床経験と教育機関を経るのが必須。
  • 取りたい認定分野はあらかじめ決めておく
  • 認定審査を合格後、認定看護師になれる
  • 常に向上心を持ち、5年ごとの資格更新を
  • 支援のある職場なら、働きながら資格取得を目指せる
  • 時間がかかっても、看護師として続けたい分野を、見極めておく

 

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