- 看護師で抜けが多い新人の原因
- 看護師で抜けが多い新人の対処法
- インシデントが多い場合の原因
- インシデントを減らすコツ
をまとめました。
看護師で抜けが多い新人の原因
- メモやタイマーに頼らない
メモやタイマーを使わずに、頭だけで覚えておこうとする人は抜けが多いです。
看護師はいくつもの仕事を同時に抱えているので、自分だけで処理するのは限界があります。
私も、「後で○○持ってきますね!」と約束したのに、次の作業に移る時には忘れていたことがありました。
- メモを書いても見返さない
せっかくメモを取っても、見返す習慣がない人はメモのことすら忘れてしまいます。
ワークシートやメモ帳は業務中に何度か見返して、抜けがないか確認する時間をとるようにしましょう。
- ワークシートが活用できていない
ワークシートをぐちゃぐちゃに書いてしまっている人、いますよね。
内容が整理されていないと、パッと見たときにやるべきことが分かりづらいです。
看護師で抜けが多い新人の対処法は?
タイマーを活用する
「10分後にまた来ますね」と患者と約束しても、10分経ったらだいたい忘れているもの。
頭で覚えるのは限界があるので、タイマーを使うのがおすすめですよ。
忙しい中でも、タイマーをかけておけば抜けがグンと少なくなります。
ワークシートの書き方を工夫する
ワークシートは、その日受け持つ患者の情報を整理し、1日のスケジュールを管理するためのものです。見たい情報だけを簡潔に書いているワークシートだと、抜けが少なくなります。
新人のときは、情報収集のときにどの情報が大事か分からずに、ついつい不必要なことまで書いてしまいますよね。
今すぐできる対処法は、ワークシートの書き方のルールを決めておくこと。
- ワークシートのスペースを区切って、どこに何系の情報を書くか決めておく
- 時間が決まっている予定は、マーカーを引いて目立たせる
- 血糖やバイタル、確認しておきたい検査値は、カッコ抜けで書き込めるようにする
- やることは時系列でも書き出して整理しておく
などの工夫をすれば、頭の中が整理されて抜けが減るはずですよ。
メモをすぐにとる
患者に何かを頼まれたり、タスクが増えたりしたら、その場ですぐにメモを取りましょう。
メモするのを後回しにしたら、業務に追われてすぐに忘れてしまいます。
ワークシートが手元にあったら、ワークシートにメモをするのがおすすめです。
看護師でインシデントが多い場合の原因
- 決められた確認手順を守れていない
「インシデントとは?」
事故につながる医療行為を未然に防げた例。
薬の3回確認など、職場によって決められた確認手順がありますよね。
でも、忙しくてつい手順を飛ばしてしまったことはありませんか?そういうときに限って、インシデントは起こります。
確認はしたけど、目を向けただけで確認になっていなかった場合もインシデントが起こりやすいです。
- コミュニケーション不足
先輩に
「こんなことも分からないの?」
と言われそうで、話しかけづらいことってありますよね。
自分の判断に自信がない時も、
「先輩が怖いから…」
と相談せずに行動してしまうと、大きなミスが起こりやすいです。
- インシデントから学んでいない
インシデントを起こしてしまった時は、とても落ち込みますよね。
でも、落ち込むだけで次に生かせなければ、インシデントを繰り返すことになってしまいます。落ち込むよりもしっかり反省して、同じミスをしないように、仕事の仕方を変えましょう。
看護師でインシデントを減らすコツ
確認手順は守る
どんなに忙しくても、確認手順は守るようにしましょう。患者さんと自分を守ることにつながります。
時間内に仕事を終わらせるよりも、ミスなく安全に仕事する方が大事ですよね。
報連相で他人に頼る、巻き込む
仕事をこなせる量のキャパシティは人それぞれですし、新人のうちはなおさら時間がかかりますよね。
本来、新人でもベテランでも1人で仕事をするのは無理なので、協力しあうことが必要です。
朝のうちに先輩に「今日は清潔ケアが多いので、○○を一緒にお願いします」と話したり、通りかかった同期に「ごめん、○○取ってきて!」とお願いしたりなど、上手に他人に甘える方法を考えてみましょう。
起きてしまったインシデントから学ぶ
インシデントは新人からベテランまで誰でも起こすものなので、必要以上に落ち込まなくて大丈夫です。インシデントの原因と向き合って、対策を考えて同じミスを繰り返さないことが大切です。
また、自分のことではなくても院内のインシデントレポートには目を通して、同じことをしないようにしましょう。
まとめ
- 抜けが多い看護師は、タイマーやワークシートを使いこなせるようになろう
- メモを見返さない、道具を頼らない人は抜けが多くなりがち
- 確認やコミュニケーションが不十分だとインシデントが多くなる
- ミスから学んで、他人を上手に頼るのがインシデントを減らすコツ
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