- 看護師がずっと同じ病院で働くメリットデメリット
- 同じ病院で長く続けるべきか悩む声
- ずっと同じ病院で働いた方がいい人、ダメな人
- 同じ病院で長く続けるか迷った人へアドバイス
をまとめました。
看護師がずっと同じ病院で働くメリットデメリットは?
同じ病院で働くメリット
管理職になりやすい
看護師の管理職には、
- 主任
- 副師長、師長
- 副部長、看護部長
などがあります。
一般的に、同じ病院で長くキャリアを積んだ看護師の方が、管理職に昇進しやすいです。
今までの実績が見えやすいぶん、管理職に起用する側も声が掛けやすいですよね。
病院のやり方や習慣に慣れていく
長く勤めると、院内のルールや習慣が身につくため、スムーズに業務ができるようになります。
物品の位置や1日の流れ、患者さんに多い疾患が頭に入っていると、働く上でのストレスが減りますね。
院内の人脈が広がる
ずっと同じ病院にいると、院内で知り合いの看護師や多職種の同僚が増えていきます。
例えばWOC(皮膚・排泄ケア認定看護師)の看護師と知り合いになっていたら、患者さんの皮膚トラブルがあったときに連絡しやすいし、心強いですよね。
多職種の方とも人脈が作れていたら、いざ仕事で連携をとるときにムダな緊張感もなくなり、働きやすさにつながります。
退職金が多くなっていく
退職金は、勤続年数が長いほど多くなることが多いです。
病院の規定によりますが、退職金は意外と大きな額になるため、あなどれませんね。
同じ病院で働くデメリット
病院の悪いところに気づかない
同じ病院でしか働いたことがないと、その病院のやり方が自分の常識になってしまいます。
筆者が新卒で入った病院では、新人は残業代が出ませんでした。
「学ばせてもらってる身だから当たり前」
と言われて育ちましたが、転職して初めて、おかしな習慣だったと気がつきました。
病院のことを客観的にみることができないため、職場の悪いところにも気づきにくいですよね。
学びが止まる
ずっと同じ診療科にいると、患者さんの疾患もパターン化してきます。
よく出会う疾患に慣れると、それ以上勉強しなくても仕事がこなせるようになってしまいます。他の診療科の病気を勉強する機会がなくなってしまうのは、もったいないですよね。
スキルの幅が広がらない
同じ職場にずっといると、経験できる看護技術も限定されるでしょう。
大きな病院では、ルートキープや採血も医師がするため、看護師は経験できないことがあります。
中堅やベテランになっても、看護技術に自信をもてないのは辛いですよね。
同じ病院で長く続けるべきか悩む声
- 今の職場が自分に合っているのか悩む
わたしは何がしたいんだろうー。
— なしこ (@naaaashiko) July 1, 2019
どうなりたくて、どんな看護師になりたいんだろう。
学生から同じ病院で、就職してから同じ部署で、世間が狭すぎる。
自分に合うってなんなんだろう。
いまの環境は合っているのか、んー悩む。
新卒から同じ職場だと、今の環境しか知らないので、 今の職場が自分に合っているのかさえ分からなくなりますよね。
- 同じ職場で続けるか、看護師は悩みがち
このまま病棟看護師を続けるべきか他のことをするべきか、本当に悩みどころなのである。
— ずぅちゃん (@jinseiyametai3) February 3, 2020
看護師の働き方はたくさんあります。
このまま今の病院を続けるのか、他の働き方に変わるのか、選択肢が多いぶん悩むことも多いでしょう。
ずっと同じ病院で働いた方がいい人、ダメな人
ずっと同じ病院で働いた方がいい人
- 待遇や人間関係に不満がない人
給与や休みの多さ、人間関係に不満がないなら、今の職場はあなたにとって働きやすい職場です。
待遇や人間関係はとても重要ですが、不満がない職場って実は珍しいんです。
なんとなく続けるか悩んでいるなら、今の病院で働き続けたほうがいいでしょう。
- 興味がある診療科で働いている人
同じ職場に長くいると、その科のスペシャリストになれます。
今の科を極めたいと思っている人は、そこで経験と実績を積んでいきましょう。
- 管理職になりたい人
管理職は、転職を繰り返しているよりも勤続年数が長い方が、なるチャンスが多いでしょう。
将来的に管理職を狙っている人は、頑張って続けていきましょう。
ずっと同じ病院で働いたらダメな人
- マンネリが辛くなってきた人
同じ職場が長いと、患者さんのパターンや処置のパターンも決まってきます。
初めての経験が減ると、ストレスが減るメリットもありますが、仕事がマンネリに感じてしまう人もいるでしょう。
同じようなことの繰り返しにキツさを感じる人は、どんどん新しいことにチャレンジした方がいいですね。
- 待遇に不満がある人
看護師が働ける場所は、多様にあります。
今より待遇がいい職場も必ずあるでしょう。
待遇面で不満があるなら、まずは情報収集だけでもしてみましょう。
同じ病院で長く続けるか迷った人へアドバイス
看護師としてどうなりたいかを考えてみよう
新卒からなんとなく同じ病院にずっといる、という人も多いですよね。
まずは、今後の看護師人生でどんなことをしたいか考えることが大事です。
例えば
「認定看護師になりたい!」
などの目標が決まれば、今の職場で実績を積んだ方がいいのか、興味のある科に転職した方がいいのか自然と決まってきます。
いろいろな人の話を聞いてみよう
ずっと同じ環境にいると、どうしても視野が狭くなります。
違う病院やクリニック、施設で働く人など、違う視点の考え方を聞いてみましょう。 今の職場のいい点も悪い点もわかってきます。
色んな世界に触れたら、これ!っていうのに出会えるかも
看護師としての働き方は、本当にたくさんありますよね。
転職がしやすいのは、看護師の強みです。
今まで興味がなかった分野でも、経験したら天職だった!ってこともあるでしょう。
「特にやりたいこともない、でも今の働き方はどうも合わない・・・」という人は、思い切って転職してみてもいいですね。
まとめ
- 看護師がずっと同じ病院で勤めるのはメリットもデメリットもある
- 仕事がしやすくなり昇進もしやすいが、知識やスキルに限界がくる
- 同じ病院にいるべきか悩む人も多い
- 待遇面やマンネリ感などが判断材料になる
- なりたい看護師像を考えて、いろんな人の話を聞いてみよう
今の職場が合わないあなたへ
看護師は職場によって、環境が全然違う
働く職員が、ガラっと変わるためです。
合わない環境なら、毎日が苦痛ですよね。
どうせ長い時間を過ごすなら、
- 安心できる職員と働くことが、すごく重要。
看護師として長く務めるなら、あなたに合った職場探しが欠かせません。
別の場所で過ごす自分を想像すると、今の悩みが消えるかもしれません。
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